阿部祐己 写真展「Trace of fog」

茅野市出身のカメラマン、阿部祐己の写真展です。

阿部は、過去から現代へと繋がる日本の風景の郊外に焦点を当てた写真を撮っています。

「例えば「霧のあと」は、長野県霧ヶ峰の山間部での長期プロジェクトを撮影しており草原の誕生から現在までの人間活動を模索しています。 牧草地を歩くだけではありません。神道と武士時代の遺跡を訪れ、遭遇した山火事を追いかけてスキーリゾート跡や廃ホテルが崩壊していくのを記録し痕跡をたどりました。私の風景写真は過去の人間活動の痕跡を記録していますが、スナップショットでもあります。

ランドスケープ、人物が多いですが建築撮影も得意です。2015年に三木淳賞を受賞した「新しき家」は母の実家である旧家の建て替えを撮影したシリーズです。残すことが叶わなかった古い家と新しく建てられていく家を俯瞰的に、そこに暮らす農家の姿を追った作品で高い評価を得ました。

人が関わってきた歴史、景色、建築、物などが好きです。自然に比べ一過性の時間軸に存在している人の文化、文明、カルチャーといったものに興味があります。仕事は東京都と長野県が多いですが、最近は日本各地の撮影が増えています」(公式サイトより引用)




インフォメーション

日程2019年4月25日(木)~5月20日(月)
会場古道具 ninjinsan 2階
時間13:00〜19:00/火・水曜定休
詳細ホームページhttps://twitter.com/xyaccyox
お問い合わせ先古道具 ninjinsan Tel.070ー1456ー2223