「一時間の詩 二〇一八」

詩人と音楽家による公演。
朗読、ピアノ、アコーディオン、チェロによる実験的な即興セッション。

言葉と音 演者と客 時間と空間
その場に居合わせたすべてが
おのおのの輪郭を失って 混ざりあい
やがてひとつの詩になる
いったいあれは何だったのか
だれもうまく言い当てられないのに
漠然と けれど確かな感覚で
“ああ、あれは、とても詩だった”
と思わざるを得ない そんなひととき
成功を目論まず 失敗を恐れず
ひたすら無垢に そのひとときへと感性を注ぐ
「一時間の詩」は 詩人と音楽家による
我が儘で一途な 実験的な公演です


[出演]

五十嵐あさか
チェリスト、作編曲家。東京音楽大学卒業。2000 年からエクアドルやアルゼンチンの音楽家と交流を続け現地で音楽活動を行う。2013 年ブエノスアイレスに移住、2 枚の無伴奏アルバム「mira-ミラ」「awasqa-アワスカ」をリリースし 2015 年 帰国。翌年から日本での活動を再開。現在は、室内楽曲や合唱曲作品の編曲を行う一方、チェロ無伴奏曲の自作自演、ギター弾き語りや、ホーミー、コーラスも行っている。2017年ブエノスアイレスで完成した楽器制作家パウラ・ゴドイ作の 5 弦チェロによる自作曲は、2018年6/9の無伴奏自作自演公演「音みる夜・Vol.4」にて発表。

平松良太
東京音楽大学作曲科卒業。在学中から映画や打楽器五重奏の委嘱作品を手がけCanonのCMではピアノを演奏。ダンサーとの作品(S)HEや小谷村の写真家・前田聡子と「まっすぐに。」 を主催。2013年小布施・境内アートの招聘アーティスト。この頃からボタン式アコーディオンを始める。Real&TrueではKeith Tippett, Splashgirlなどのオープニングを経てメインでのツァーを敢行。昨年、信濃美術館にて東山魁夷の作品を始点に展開する演奏会「青の素描」を開催。

ウチダゴウ
詩人、グラフィックデザイナー。立教大学法学部卒。詩とデザインのアトリエ「してきなしごと」代表。詩人としての感性・職能を生かしたブランディングやネーミング、デザインを行うとともに、詩の執筆、独創的な詩の商品を制作。長野・木崎湖での「ALPS BOOK CAMP」を始め、全国で個展や朗読会を開催。近年、英国スコットランドでの活動も続けており、ポスター「スコットランド七編詩」や写真詩集『長い旅』など、現地での滞在を通じて生まれた作品も多い。長野県在住。


栞日/定員40名/ワンドリンクオーダー


GOOD OLD LAND/定員15名/ワインやコーヒー・紅茶、簡単なおつまみを用意(有料)


WANDERLUST/定員40名/ワインと紅茶を用意(有料)



インフォメーション

日程2018年3月9日(金)・3月10日(土)・3月25日(日)
会場松本・栞日/安曇野・GOOD OLD LAND/長野・WANDERLUST
時間9日19:00・10日17:00・25日19:00
チケット料金3,500円
詳細ホームページhttp://oo53.com/onehourpoetry_2018/
プレイガイド

[メール]
 1hourpoetry@gmail.com
  (件名に「一時間の詩申込/参加希望日」を、本文に「お名前・人数・メールアドレス」を記入)

[店舗]
 松本・栞日
 安曇野・GOOD OLD LAND
 長野・WANDERLUST