企画展「ウィンザーチェア 日本人が愛した英国の椅子」

コムバック・ウィンザーチェア イギリス 18世紀 日本民藝館

ウィンザーチェアは、18世紀前半にイギリスで生まれたとされる木製の椅子。座面も背もすべて木で作られ、シンプルな美しさと機能性を兼ね備えている。時代を経ることによって、ローカリズムとグローバリズムを強めつつ、各生産地で独自の展開を遂げ、驚くほどのバリエーションを誇っている。
 日本でも早くから柳宗悦や濱田庄司、芹沢銈介、池田三四郎など民藝運動のなかで注目されるとともに、西洋家具の象徴として認知されてきた。暮らしの中で生き付き、素朴でありながら優美なその姿は、多くの人々を魅了してきた。

 

本展では、現在、日本にあるウィンザーチェアの優品をかつてない規模で広く公開し、自然の素材と確かな手法による造形美を紹介する。


スピンドルバック・アームチェア 18世紀 イギリス 静岡市立芹沢銈介美術館


【関連イベント】

講演会『ウィンザーチェアとは何かーその魅力と歴史』
▽講師:西川栄明(編集者・椅子研究者)
▽日時:7月1日(土)13:30〜15:00
▽会場:信濃美術館3階講堂
▽申込:不要
▽参加費:無料 ※要観覧料
※手話通訳、要約筆記付き


木のワークショップ『イタヤカエデでスツールを作る』 募集終了
▽講師:大橋博文(木工作家・工房グルッペ)
▽日時:7月16日(日)13:30〜16:30
▽会場:信濃美術館3階講堂
▽定員:6名 要申込
▽参加費:7,560円(材料費)※展覧会料金は含みません


木のワークショップ『木のスプーンを作る』
▽講師:コバヤシユウジ(木工作家・木の生活道具)
▽日時:7月22日(土)①10:30〜12:00 ②13:30〜15:00
▽会場:信濃美術館3階講堂
▽定員:各回6名 要申込
▽参加費:1,500円(材料費)※展覧会料金は含みません




こどもワークショップ『怪獣をつくろうか、ゲームにしようか?』
▽講師:谷進一郎(木工作家)
▽日時:7月30日(日)13:30〜16:00
▽会場:信濃美術館3階講堂
▽申込:不要


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『ウィンザーチェア展』学芸員によるミニ講座
▽日時:7月23日(日)13:30~30分程度
▽場所=美術館ロビー
▽申込不要、参加費無料(ただし観覧料は必要)


『ウィンザーチェア展』ギャラリートーク
▽日時:毎週土曜日(7月1日を除く) 13:30~30分程度
▽申込不要、参加費無料(ただし観覧料は必要)




インフォメーション

日程2017年7月1日(土)〜8月27日(日)
会場長野県信濃美術館
時間9:00~17:00(入館は16:30まで)
チケット料金大人800円/大学生600円/高校生以下無料 ※団体割引あり/本展ポスターと一緒に写った画像をFBに投稿・画面を受付で提示(100円引)
詳細ホームページhttp://www.npsam.com/