『Mode&Silk 19世紀ヨーロッパのドレス~モードとシルク~』

 1859年、横浜港の開港と同時に生糸の輸出の歴史が始まった。当時、日本の生糸を求めた西洋では、ドレスや靴、ストッキングなどの素材として絹が重宝された。19世紀の初めには、薄い木綿を素材とした直線的なドレスが流行したが、その後ふたたびシルクの生地をふんだんに使用した華やかなドレスが主流となっていく。コルセットなどの補正下着によって体のラインまでも変えながら新しいスタイルが生まれては変化し、年代ごとに特徴的なシルエットを見ることができる。

 『19世紀ヨーロッパのドレス~モードとシルク~』では、東京家政大学が所蔵する19世紀ヨーロッパの絹素材のドレスを中心に、当時の流行を発信した美しいファッション・ブックを展示。次々と移り変わる華やかなモードの変遷を追いかけることができす。


[前期]5月25日(木)~6月19日(月)
[後期]6月22日(木)~7月23日(日)




インフォメーション

日程2017年5月25日(木)~7月23日(日)
会場岡谷蚕糸博物館
時間9:00〜17:00/水曜・祝日の翌日・6月20日休館
チケット料金一般500円/中・高校生300円/小学生150円 ※団体割引あり
詳細ホームページhttp://silkfact.jp/
お問い合わせ先岡谷蚕糸博物館 Tel.0266-23-3489