「青野恭典 こころの故郷 信州の山々」

山と出合って以来、大地に触れ、植物や木々の生命にも共感を持ち続けた青野恭典は、“山懐に抱かれている”心地よさと、こころの故郷を感じていました。
初の個展「高嶺への誘い」1980年の挨拶のなかで、つぎのように語っています。


『山の魅力、それはとりもなおさず、“自然”の美しさ、豊かさであろう。
大地の奏でるメロディーを心のリズムで捉え、ハーモニーさせる喜び、それは幼い日の山歩き、青春を賭けた熱い登攀など、山との長いふれあいでわたしが得たもっとも大きな喜びである。
わたしは自然との対話が好きである。自然がより原始的な姿で生きている高嶺では、気象や光線なども激しく変化する。四季折々の異なった表情も見せてくれる。
山の千変万化する表情に出合うときこそ、山を通して“自然の創造”をテーマとして追い求めるわたしのシャッターチャンスである』



本展では、信州の山々をカラー作品とモノクロ作品で、昨年5月に撮影された新作を交えて構成展示しています(展示期間途中で半数ほどの展示替えを予定)。





インフォメーション

日程2016年6月3日(金)~12月5日(月)
会場かんてんぱぱホール内「青野恭典フォトアートギャラリー」
時間9:00~18:00(12月は17:00まで)/会期中無休
チケット料金入場無料
詳細ホームページhttp://www.kantenpp.co.jp/topics/html/detail_819.html
お問い合わせ先かんてんぱぱホール Tel.0265-78-5107