津田翔平 個展『音楽』

TRANSPARENTZ ✕ 坂田明『全面照射』　Artwork by Shohei Tsuda　

津田翔平は、場の性質を細部まで読み解き空間に再構築するインスタレーション作品を多く手がけてきました。

県内では2013年の『膜-Re:membrane-』（Give me little more.／松本）、

2014年のまつしろ現代美術フェスティバル『ものとしてあるかたち』（長野）に参加し、

それぞれで前述のようなインスタレーションを発表してきました。

テグスを使用して構築された美しい作品に覚えのある方もいらっしゃることと思います。

今回の展示は、作家が音楽作品のアルバムジャケットのために制作したアートワーク、つまり平面作品です。

作家はこの作品を数年にわたって制作していますが

フィジカルな「展示」というかたちで発表するのは初めての機会となります。

音楽をもとに立ち上がったその作品群について作家は

「空間を構成する上でのさまざまな運動を平面上に集約させた」ものだといいます。

無限のパターン化により構築される空間的な平面世界『音楽』。

2次元から3次元へと広がりを持ち空間と「響きあう」展示になると思います。

【関連企画】
｜アーティストトーク｜
信州大学人文学部准教授の金井直さんをゲストにお迎えし、18:00からアーティストトークを開催いたします。トークは入場無料、1時間半程度を予定しています。
終了後にささやかなレセプションパーティーを行いますのでぜひ奮ってご参加ください。
▽日時 ｜ 7月7日（木）18:00〜 　*終了後レセプションパーティーを行います
▽ゲスト ｜ 金井直（信州大学人文学部准教授）
▽入場料 ｜ 無料　※1drinkオーダーをお願いします
▽予約 ｜ 不要・途中入退場可
▽定員 ｜ 20名程　※これを越える場合には立ち見となる可能性もありますのでお早めにお越し下さい。