バリー・クイン個展「始め・終わりこそ」
「咲きぬべきほどの梢、散り萎れたる庭などこそ、見所多けれ。万の事も、始め・終りこそをかしけれ。」
花が咲く頃の梢であるとか、散って萎れた花びらが舞う庭だとかにも見所がある。
あらゆる事は、始めと終わりこそが興味深いものなのだ。ー 徒然草 吉田兼好
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物心がつく時から自分を見つめ直す手段としてスケッチをすることが大好きだったという彼
今個展は、放って置かれた物や場所のイメージに重きを置いています。
それは彼自身の環境に対する関係や責任を探るためでもあるのです。
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バリー・クイン(Barry Quinn)
アイルランド出身のアーティスト / ミュージシャン。
アメリカの漫画家Alison Bechdel, ハープ奏者/歌手の Joanna Newsom, 宮崎駿、アイルランド人アーティストAlice Maher, イギリス人アーティストGrayson Perryなどに影響を受けている。自身の音楽のレコーディングやZine・コミック本を自己出版したりとアイルランドの首都ダブリンで精力的にアート活動をする。現在は故郷アイルランドのモナハン州で猫のジャンゴと一緒に暮らす。
主に鉛筆や水彩で製作するバリー・クイン。
彼の作品はシュールで、まるで夢のような物語を孤独、アイデンティティや自然界をテーマにコミックやショートストーリーを使いながら表現している。
日程 | 2016年6月11日(土)〜 6月19日(日) |
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会場 | パレーズギャラリー |
時間 | 12:00〜19:00/月・火曜日定休 |
チケット料金 | 入場無料 |
詳細ホームページ | http://www.paradesgallery.com/ |
お問い合わせ先 | パレーズギャラリー Tel.080-4426-2265 |