「ノモトヒロシ展　テングイーヌ・ネオ」

人は、素顔であっても様々な仮面をつけて日々生活している。
今まで出会った人々から想像したという動物化した仮面（マスク）を実際つけてもらい様々な感覚を味わって頂きたい。
30年以上もの間、雨ざらしになり風化した古いブリキを使用し作家自ら作ったという顔料は美しいマテリアルをはなっている。
様々な30点ほどのマスクが会場に用意される。おもむくままに手に取り体感してみて頂きたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心の花美術館 館主　加藤 泰子

身体に仮面（マスク）をつけてみること　それは、自分の一部になり　あなたとの境界になります。
自分と回りとの境界線を　確かめているような　薄い金属のマスクは
自分ともう一人の自分、あなたともう一人のあなたとをつなぐ一つのカタチです。
五感を震わせて　自分に問いかけてみて下さい。
マスクをつけるとき、マスクをはずすとき、あなたはどのように変化するのか　是非、体験してみて下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノモトヒロシ