「寿齢讃歌―人生のマエストロ―写真展Ⅹ」写真募集

 「寿齢讃歌─人生のマエストロ─写真展Ⅹ」は、80歳以上の高齢者を被写体に、長寿日本一の長野県において写真による高齢者福祉活動を目指す公募写真展です。誰でも気軽に参加できるよう、コンテスト形式は取らず、応募いただいたすべての作品を展示する公募展で、10回目の節目を迎えました。高齢者の人生が映し出されたこの記録を未来へ残すため、全作品を収録して作品集にまとめます。
 カメラを介して、撮る人、撮られる人のコミュニケーションが生まれる。人生の刻まれた表情が、見る側のわたしたちに力を与えてくれる。そんな写真展です。身近なお年寄りの表情を写してみませんか?

詳細ホームページ ▶︎ http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2015/0520.html

【関連企画】
今年度10回目を迎えるにあたり、関連企画として過去9年の全作品915点を市民館スロープへ展示する「915/Maestros」を行ないます。また、 9回にわたり茅野市美術館サポーターとともに本企画を推進された写真家・木之下晃氏が2015年1月に急逝されたことを受け、追悼として平成27年度 第2期収蔵作品展「音楽写真家 木之下晃」を開催いたします。

【展覧会について】
NPO法人サポートC 美遊com.(茅野市美術館サポーター)が企画制作として携わり、協働で事業を行なっています。節目を迎える年として、次のステップへの過渡期として、今後の「写真」「福祉」分野への新たなアプ ローチの可能性を見出すことを目指します。

【コンセプト】
・参加者が地域のお年寄りと写真を通して交流をもち、お年寄りの笑顔と元気を地域にむけ発信する。
・改めて「人生のマエストロ」とも言うべきお年寄りと接することで、自らの地域の文化や伝統を知る。
・誰でも気軽に参加できる公募展である。コンテスト形式は取らず賞は設定しないため、全作品が展示および記録集に掲載される。
・現代に生きるお年寄りの日常生活を写真によって切り取り記録し、作品集として後世に残す。
・写真によって世代間が交流する取り組みを地域のみに留める事無く全国へ広く発信する。

【募集要項】 
テーマ:人生を積み重ねた高齢者の奥深い表情や、生活を営む姿を撮影して、高齢者を称えて歓びを届け、次世代にそれを伝えて行く。被写体は、80歳以上の方々。
応募資格:プロ、アマ、年齢、性別、国籍不問。
応募期間:2015年5月20日(水)~6月20日(土) 
参加費:一般は作品1枚の場合2,500円、2枚の場合4,000円/高校生以下は作品1枚の場合1,000円、2枚の場合1,500円 ※参加者には作品集1冊を贈呈
お問合せ:茅野市美術館 Tel.0266-82-8222