水野コレクション「花を愛でる」

 桜をはじめとして、季節の移ろいを華やかに、色とりどりに知らせてくれる花たち。例えば、切り花や庭の花というように直接に愛でる他、花は文学や歌の歌詞、またテキスタイルなどの模様として様々に親しまれており、私たちの生活のなかで、切っても切り離せない存在と言えます。そして、日本画でも「花鳥画」というジャンルが確立するほど、花は長く愛され続けてきたモチーフでした。


 本展では、明治期の日本画壇で活躍した下村観山や横山大観をはじめとし、美人画の上村松園、鏑木清方、また現在、桜の画家として人気の高い中島千波など、館蔵品のなかから約60点をご紹介します。近代から現代にいたる日本画家の描いた花の表現に注目することで、画中に描かれた花の魅力に迫ります。

インフォメーション

日程2016年3月5日(土)〜4月10日(日)
会場水野美術館
時間9:30〜17:00(最終入館16:30)※4月1日から17:30閉館(最終入館17:00)/月曜休館(祝日の場合は翌日)
チケット料金一般800円/中学・高校生600円/小学生300円 ※団体割引あり
詳細ホームページhttp://www.mizuno-museum.jp/index.php
お問い合わせ先水野美術館 Tel.026-229-6333