JINDAGI「くう、ねる、祈る、インドの暮らし」

JINDAGI
山の上のお寺からふもとの村へ
小さな町から大都会まで
川と河に沿って
海まで旅した日々のかけら
A Day in India
インドで出会った人生・暮らし・いのち

写真家・疋田千里が、
インドで出会った人生・暮らし・いのちを集めた写真集「JINDAGI」発売を記念して、
軽井沢で行うインド写真展第２弾。
テーマは「暖める。」
2011年と2014年に巡ったインドの写真の展示です。

「インドの人々の暮らしには、少し前の日本のように
すぐそばに神様が、それも八百万の神様がいる
食べて寝るのと同じくらい、身近に祈りがある
そんなことを旅している最中に思いました。
ヨガをしに初めてインドを訪れることになったのが2011年の秋。
北インドのデリーから、ヨガの聖地とも呼ばれるリシケシュへ。
ヨガ道場、寺、民家にも泊めてもらいながら人々の生活を覗き見しました。
あちこちに祀られている神様にはそれぞれの名前と伝説があって
ごく自然に人々は祈りを捧げる。
二年後に訪れた南インドのチェンナイ。
北とはまた趣の違う寺院を巡ると、やはりそこにも
花を手向け、手を合わせ、祈る人々の姿がありました。
わたしたちの日々の生活では意識されなくなってきている神様。
でも、北佐久郡には山の神様がいるかもしれない。
打ち合わせで訪れた時にそう感じた。すぐそばに、鹿や熊がいる気配。
2月は眠っているとは思うけれど。

疋田千里」