第３回 うえだ平和映画祭

大きなスクリーンに映し出される、わたしが知らない日常。映画を通じて、わたしではない誰かのことに、そっと想いを寄せてみる。
あなたが辿って来た道のりが、わたしの心の奥底の遠い記憶を呼び起こす。平和に生きる権利を取り戻す。あなたは今、幸せですか？
あなたの暮らす場所はいま、平和ですか？

◉映画上映
◇11月21日（土）・11月22日（日）
◇上田映劇

『パレスチナ1948・NAKBA』　[2008／日本／131分／ドキュメンタリー／監督：広河隆一] ◇日時：21日15:30〜、22日13:00〜
　フォトジャーナリスト・広河隆一が４０年間にわたって記録し続けた写真と映像から生まれた長編ドキュメンタリー映画。６０年前にイスラエルが誕生し、パレスチナ難民が発生した。この事件をパレスチナ人は、NAKBA（大惨事）と呼ぶ。

『TOKYOアイヌ』　 [2010年／日本／ドキュメンタリー／116分/監督：森谷博] ◇日時：21日13:00〜、22日10:00〜
　首都圏に暮らすアイヌの方々のインタビューを軸に、今を生きるアイヌ民族コミュニティーの等身大の姿を追った作品。

『美しき緑の星』　[1996年／フランス／90分／監督：コリーヌ・セロー] ◇日時：21日10:30〜／18:15〜、22日18:30〜
　誰もが協調のうちに暮らし、みんなが幸福で互いに助け合い、何でも分かち合い、お金の必要がなく自然と共に暮らす世界があったとしたら？ 他に類をみないフランス映画。

◉まちなか企画
11月13日（金）〜30日（月）

広河隆一写真展「戦場の記憶」× ルヴァン　
◇日時：11/20（金）〜29（日）
◇会場：ルヴァン
　フォトジャーナリスト広河隆一が４０年にわたってフィルムに収めた写真の特別展示。戦火の中で人々が暮らす。銃口を突きつけられ、ブルドーザーで家を壊され、爆弾が飛び交う中で人々が暮らす。戦場の記憶。

山ノ音光（ヤマノネコウ）「イノリトヨロコビの紋様展」× ルヴァン　
◇日時：11/20（金）〜29（日）
◇会場：ルヴァン
　染色家ハラマサキによる展示販売とお話会。アイヌの文様をはじめ、さまざまな紋様の型を彫り布に染める。未来のこどもたちに託す願い。アイとヨロコビの紋様展。

映画祭特別ランチ × 松尾町フードサロン　
◇日時：11月21日（土）
◇会場・松尾町フードサロン
　20食限定！！

映画祭古本市 × NABO. × まるさんかくしかく堂 　
◇日時：11/13（金）〜30（月）
◇会場：NABO.
　文学やノンフィクション、写真や言葉、絵画やエッセイや詩やアートを通じて世界中から愛と平和を訴える。ラブ＆ピースな古本市。

◉イベント

広河隆一（『パレスチナ1948・NAKBA』監督）さんのお話×高校生からのメッセージ
　戦場を撮り続けた広河さんが今、語ること。そして上田に暮らす１０代の高校生たちが今、感じていること。戦争と平和を伝え、語り、考える。そしていま、平和を描く。
◇日時：11/22（日）15:30-17:30
◇会場：上田映劇

紋様型染めワークショプ〜民族伝統紋から学ぶ祈りと喜び〜
　各民族に伝わる伝統紋様。その紋様にこめられた想いや紋様の意味を学びながら、アイヌ紋様や民族紋様を日本に昔から伝わる型染めの技法でオリジナルミニトートバックをつくります。
◇日時：11/27（金）10:00-14:00
◇会場：市民プラザ・ゆう
◇講師：ハラマサキ（山ノ音光／音と光を旅するものつくり。染め物 や虹の種アクセサリーなど、夫婦でモノづくりを奏でるユニット）
◇料金：1,800円（資料代、材料代含む）
　　※お子様のTシャツやご自身の洋服等への型染めもできます。二点まで持ち込み無料。三点目から300円かかります。
　　※持ち込みで型染めできる素材は綿、麻、絹、ナイロンです。タオル生地やガーゼ素材は不可。色は白やキナリ以外でも濃色以外なら色付きもできます。
◇申込み：080-4367-8236 necouharamasa@gmail.com（ハラマサキ）
　　※昼食をお持ちください。汚れても良い格好でお越しください。

本を手に取り平和を語るトークイベント in NABO.
◇日時：11/23（月）19:00〜
◇会場：NABO.
◇料金：無料（１drinkオーダーをお願いします）