収蔵作品 企画展示 横井弘三

横井弘三 《工場》

 横井弘三(よこいこうぞう/1889〜1965)は飯田市に生まれ、独学で油絵を学びました。20代で中央画壇に登場した横井は“日本のアンリ・ルソー”と絶賛されます。さらに関東大震災の被災児童のための絵画活動、日本初のアンデパンダン展開催など、独自の芸術活動を行いました。
 しかし、彼の独創的な活動は、中央画壇や戦時体制を強める社会に受け入れられず、やがて不遇の立場となります。1944年、理解者の誘いで長野市に疎開し、晩年の約20年間は長野市を中心に精力的に活動しました。
 今年没後50年を記念し、収蔵作品を展示します。生涯、絵筆に自分を託し、信念を貫いた横井弘三の芸術をのぞいてみませんか。

インフォメーション

日程2015年9月3日(木)~10月31日(土)
会場駒ケ根高原美術館
時間10:00~16:30(入館は15:30まで)/毎週水曜休館(祝日の場合は翌日)
チケット料金一般800(700)円/大高生500円/小中生300円  ※()内は団体料金
詳細ホームページhttp://www.avis.ne.jp/~kkam/
お問い合わせ先駒ケ根高原美術館 Tel.0265-83-5100