幣 隆太朗 コントラバス ソロリサイタル 2015

シュトゥットガルト放送交響楽団の名手が魅せる、コントラバスだけが描ける音の世界。


 10歳より奥田一夫に手ほどきを受ける。1999年、兵庫県立西宮高校音楽科卒業、同年、東京藝術大学入学。2001年に渡独し、ドイツ・ヴュルツブルク音楽大学入学。DAAD外国人のための学内コンクールで1位となり奨学金を授与される。2005年、同大学ディプロマ試験を最高得点で卒業、同大学院マスターコースに入学。同年ベルリン国立歌劇場オーケストラ(シュターツカペレ・ベルリン)のアカデミー試験に合格し、首席指揮者ダニエル・バレンボイム指揮のもと、オーケストラの一員として研鑽を積む。

 2007年、首席指揮者サー・ロジャー・ノリントンのもと、ドイツ公共放送局オーケストラの1つ、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団に入団。2009年ヴュルツブルク音楽大学マイスタークラスの修了試験を審査員の満場一致で合格し、「コントラバスマイスター」の称号を得る。同年、デンマーク「Spor festival」からソリストとして招待を受け、現代の作曲家としては最高峰にあるベアート・フラー作曲:ソロコントラバスとソプラノのための《ロトファゴス》を演奏し、観客のみならず作曲家自ら「かつてない最高の演奏」と歓喜の称賛を受ける。2010年、シュトゥットガルト・エクラ現代音楽祭にて、オーストリアのシュタットラー・カルテットと、ヴィーラント・ホーバン作曲:ソロコントラバスとカルテットのための楽曲を世界初演。

 現在、シュトゥットガルト放送交響楽団団員として、ドイツ国内外でのソロリサイタル、小菅優、樫本大進、庄司紗矢香、横坂源をはじめ、日本を代表するソリストとの室内楽の共演等、精力的に活動している。日本では毎夏、東京・大阪・神戸・姫路・徳島での帰国リサイタルを開催。2010年よりサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして公演に参加。文屋充徳、奥田一夫、河原泰則、永島義男、南出信一、村上満志、山本修、マティアス・ヴィンクラーの各氏に師事。

 2012年より上野製薬株式会社から1670年製コントラバスの名器「ブゼット」を貸与されている。

出演
コントラバス:幣 隆太朗
ピアノ:秋元孝介

産経新聞コラム 小菅優「音楽と、夢に向かって」に幣さんのことが紹介されていました。

インフォメーション

日程2015年8月4日(火)
会場松本市音楽文化ホール(ハーモニーホール) 小ホール
時間19:00開演(18:30開場)
チケット料金【全席自由】一般2,500円/高校生以下1,500円
詳細ホームページhttp://www.ryubass.com/
プレイガイド

トキシラズ     Tel.0263-36-7559
伊勢の園      Tel.0263-27-8220
ハーモニーホール  Tel.0263-47-2004

お問い合わせ先トキシラズ Tel.0263-36-7559