唐組第59回公演 『ビンローの封印』

唐組『ピンローの封印』

1992年、台北公演での熱狂と混沌の後、日本での公演の幕を開けた。が……客は入らなかった。
しかしその後からの唐組の礎となったこの物語。このまま封印しておくわけにはいかない。
見逃してしまった多くの観客へ、そしてこれからやみつきになる新たな客へ。

檳榔の朱い封印がここに再び開かれる!


1991年、4月6日未明、アマダイ漁で台湾沖に繰り出した漁船が、正体不明の海賊に襲われる。当時その海域では、同様の事件がたびたび起こっていた。
舞台は一年後の東京。元無線技士・製造は、肩に魚の燻製を乗せ、松葉杖をつきながら街をさまよい歩いていた。あの海賊の一人は製造の胸に、血にも似た赤いしぶきを吐きかけ去った。製造は、その胸に吐きかけられた謎の染みを見るたびに、襲われた船、その後の乗組員の運命を思い、怒りが冷めずにいる。たどり着いた偽ブランドの地下マーケットで、製造は日本に密航してきた男と出会う。彼こそは、あの台湾沖で製造に赤い飛沫をかけた海賊! 目深にかぶった帽子を払い飛ばすと、男と思っていた者は実は女だった――――。
その女、ヤン・カウロンによると、赤い染みは台湾のタバコ店で売られているチャイニーズガム、「檳榔」であるという。果たして女は敵か味方か? つかの間の道行から、製造は日本に密航してきたヤン・カウロンの不思議な世界に引き込まれていく。

1991年、実際に起こった事件を元に、唐十郎が描いた大海原の復讐劇!
荒れ狂う巷の大海原へ、紅テントが今出帆する!!


▽作:唐十郎 
▽演出:久保井研+唐十郎
▽出演:久保井研/辻孝彦/藤井由紀/赤松由美/岡田悟一/南智章/清水航平/福本雄樹/河井裕一朗/福原由加里 ほか  ★全原徳和/大嶋丈仁/重村大介(唐ゼミ☆)/熊野晋也(唐ゼミ☆)


唐組『ビンローの封印』


【関連企画】

箱清水屋台
 恒例「チーム箱清水」による、焼きそば、フランク、ポップコーン、生ビールなどのおいしい屋台広場。
▽日時:6/17(土)・18(日)14:00〜19:00
▽会場:城山公園ふれあい広場特設会場


紅テント建て込み、舞台作り体験
▽日時:6/14(水),15(木),16(金)10:00〜17:00(随時)
▽会場:城山公園ふれあい広場特設会場
▽参加費:無料(要申込)
▽問合せ:ナノグラフィカ Tel.026-232-1532


唐組歓迎会
▽日時:6/14(水)19:00
▽会場:箱清水御幸町公民館(城山公園ふれあい広場北、三峰神社内)
▽会費:2000円(要申込) ※差入れ歓迎
▽問合せ:ナノグラフィカ Tel.026-232-1532




インフォメーション

日程2017年6月17日(土)・6月18日(日) 
会場長野市城山公園・ふれあい広場
時間19:00開演(18:30開場)
チケット料金【全席自由・入場整理券あり】前売券3,500円/当日券3,600円、学生券3,000円(劇団でのみ販売)※当日受付で学生証をご提示     
詳細ホームページhttps://ameblo.jp/karagumi/
プレイガイド

唐組
 [電話]03-3330-8118

チケットぴあ
 [電話]0570-02-9999(Pコード457-005)
イープラス
 [ウェブ]http://eplus.jp/karagumi/
シバイエンジン  
 [ウェブ]http://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=c3fa8b74a6&s=&

[窓口]
エランドール
ガレリア表参道
ながの東急
ナノグラフィカ
ネオンホール
和光証明
ほか

お問い合わせ先ISHIKAWA地域文化企画室 Tel.026-3330-8118