収蔵作品展「いろいろな表現－芸術にみる、生き物の姿」

矢沢弦月「寅年に因みて

多彩な作品を収蔵している諏訪市美術館ならではの企画として、「生き物」をテーマに、さまざまな表現をご覧いただきます。
収蔵作品の中には鳥や魚、牛、蝶、犬など生き物をモチーフにした作品が多くあり、それらは作家にとって魅力的なモチーフであることがわかります。
同じ生き物をモチーフにしていても、そこに込めた主張や生き物の捉え方はさまざま。作品によって異なる表現の広がりをご覧いただき、「いろいろな表現」を楽しんでください。
今回は、生き物のなかでも、特に、鳥、魚、昆虫、虎、牛、獅子がモチーフの作品が展示されています。

（日本画）
矢沢弦月《寅年に因みて》、藤森青芸《虎》、堀越保二《出水野》、松倉由枝《心》、《冀望》、
戸田祐暉《漁港》
（洋画）
岡本由郎《禽鳥》、《鳩舎》、山岡与平《BIRD WEEK（愛鳥週間によせて）》、《過密風景（鳥籠）》
（版画）
利根山光山《古代の鳥》上野誠《火の中の鳩》他〈書〉太田谷山《魚鳥相親》
（工芸）
宮坂房衛《エデンの牛》、藤平伸《鳥絵花壷》、浅蔵五十吉《釉彩桐飾皿》
北原三佳《魚鳥文透青銅花入》、向山伊保江《テーブルの上の魚》、浜達也《魚紋》、《レインボー》、《日々》、《毎日》、和泉湧清《鯉》　ほか