2016年秋季企画展「青のなかの場所――朴再英展 水彩木版画・モノタイプ」

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長野ゆかりの版画家・朴再英(パク・ジェヨン)による版画展です。

朴氏は心のなかにうかびあがる「なにか」を水性木版画(浮世絵のように、水性絵の具とバレンを使い制作する方法)にて表現しています。
柔らかく深い藍色を多く使ったり、色の組み合わせの美しさに細心の注意を払われた画面から、作者の繊細な心のゆれが鑑賞者にも伝わってくるかのようです。
秋深まる志賀高原で、ゆったりと木版画の世界を。


朴再英(パク・ジェヨン)
1964年  韓国出身 
1987年  徳成女子大学美術学部絵画専攻東洋画科卒業
1998年  武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻版画科修了
2001年  東京芸術大学大学院美術研究科美術専攻版画科修了
日本美術家連盟会員、日本版画協会会員 (長野県千曲市上山田在住)

2000年から東京、京都、新潟、長野、埼玉、岐阜、ソウル、茨城など各地で個展を開催している。      
1999年  第1回飛騨高山現代大賞展ビエンナーレ(岐阜県高山市 ・ 奨励賞)
     第1回山本鼎版画大賞展トリエンナーレ(上田市 ・ 準大賞)
     第24回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館 / 東京 ・ 買上賞)
2001年  第7回鹿沼市立川上澄夫美術館木版画大賞展(栃木県 ・ 青木賞)
     第2回飛騨高山現代大賞展ビエンナーレ(高山市 ・ 協賛賞)
2002年  THE CITY OF THE FINAL 2002 記念 日韓O「円周のない円」展(エリスマン邸 / 横浜市)
2004年  中国、韓国、日本現代美術交流展(上海多倫美術館 / 中国)
     平和へのメッセージ展(佐藤美術館 / 東京)
2005年  KIAF 韓国国際アートフェア2005(COEX / ソウル)
2007年  第75回日本版画協会展(東京都美術館 ・ 準会員最優秀賞)
2011年  初春を寿ぐ 女性版画家三人展(ガレリア表参道 / 長野市)
      Asian Art Way 2011 in SHANGHAI(半島1919 日本文化村 / 中国・上海)
2013-2016年  PRISM World Printmaking-One日本・英国版画展(Mile End Art Pavilion / ロンドン、 Spazio Ostrakon Gallery / ミラノ、 Embassy Tea Gallery / ロンドン、
      The Spodki Gallery /ポーランド・ビャウィストク) その他多数





インフォメーション

日程2016年10月22日(土)~12月11日(日)   
会場山ノ内町立志賀高原ロマン美術館2階展示室
時間9:00〜17:00(入館は16:30まで)   ※木曜休館
チケット料金大人:500円/小人:300円
詳細ホームページhttp://www.s-roman.sakura.ne.jp/
お問い合わせ先山ノ内町立志賀高原ロマン美術館 Tel. 0269-33-8855