「没後50年“日本のルソー”横井弘三の世界展

《月夜の踊り》1956年　信州大学教育学部付属長野小学校蔵

　飯田市生まれの横井弘三（1889～1965）は独学で油絵を学び、”日本のアンリ・ルソー”と呼ばれ高い評価を受けました。しかしながら、横井の独創的な芸術活動は、既成の画壇や戦時体制を強める社会に受け入れられず、やがて、不遇の立場となっていきます。５５歳のとき、理解者の誘いで長野市に疎開、晩年の約20年間は長野市を中心に精力的に活動しました。
　彼の作品は、寄留した寺や知人宅、公立機関などに多く残されていますが、その全貌は未だ明らかではありません。没後50年を機に、横井弘三の芸術を顕彰します。

【関連イベント】

「焼き絵ワークショップ」
　横井弘三も愛した焼き絵に挑戦して、絵を描いてみましょう！
◇日時／９月１９日（土）１３：３０〜１６：００
◇会場／信濃美術館３階講堂
◇講師／竜川恵美子（日本ウッドバーニング協会会員）
◇応募方法／美術館まで要申込
◇参加費／無料（要入館料）

座談会「横井弘三を語ろう」
◇日時／９月２７日（日）１３：３０〜
◇会場／信濃美術館３階講堂
◇講師／矢島新（跡見学園女子大学教授）、スズキコージ（絵本画家）、黒田弘志（横井弘三とオモチャン会会長、映像ディレクター）、前澤朋美（信州新町美術館学芸員）
◇応募方法／美術館まで要申込
◇参加費／無料（要入館料）

「横井弘三とオモチャン会」によるギャラリートーク
　横井弘三ゆかりの方たちによる気楽なギャラリートーク。
◇日時／毎週土曜日　１３：３０〜
◇応募方法／申込不要
◇参加費／無料（要入館料）

「ギャラリートーク」
◇日時／毎週日曜日　１３：３０〜
◇講師／美術館学芸員
◇参加費／無料（要入館料）