キキソソチベットまつり

　キキソソ！　ラーギャロー！！

　「キキソソ」とは、チベットで神の供養，山や川などの神々を讃える、神々の威風を称賛する叫び声・音声。また神々に感謝し、自分たちをお守りくださいという意味も。
標高1500ｍにあるキャンプ場、漁樵（ぎょしょう）カオスにチベット人たちが集まり、何やら楽しげなまつりが・・・。伝統からポップス、オリジナルまで個性あふれるチベット音楽、大自然の山々に精通し薬草を自ら探し出し薬を作るチベット医学の世界、チベット僧侶による日常に役立つ仏教のお話、チベットステップダンス、チベット体操、さらには在日チベット人のど自慢、チベット＆ボリウッドダンスタイム、チベット映画上映などなど・・・。東京からチベットレストラン＆カフェ「タシデレ」も参戦、絶品チベット料理が食べられます！

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松本駅から会場までの無料送迎を予定（行き、帰りとも限定20名。行き10:45駅前発、帰りまつり終了後順次。3日前までにメールでご予約ください）。
◎地元・入山辺在住の方　1日￥500
◎持参テント泊　1人￥1000 　未就学児無料
◎その他周辺に、
　　山荘ピリカ（コテージ、バンガロー、オートキャンプサイト）http://www.mcci.or.jp/www/pirika/　
　　三城いこいの広場（オートキャンプ場）、
　　桜清水コテージ　http://www.sakurashimizu.jp/
　　など宿泊施設、キャンプ場多数あり。車のない方、上記宿泊先へ送迎いたします。ご相談ください。
◎最寄の入浴施設
　　桜清水コテージ内 せせらぎの湯（7:00〜22:00）


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【主な催し】

チベット医・小川 康ワークショップ「チベット医学の世界　～信州の薬草を題材に～」
12日 14:00～16:00

　チベット医はチベット社会においてアムチ、またはメン（薬）パ（人）と呼ばれ、その語源どおり、メンパは大自然の山々に精通し、薬草を探し出し、薬を作ることができます。そして、信州の山々には、チベット医学で用いる薬草をたくさん見つけることができるのです。ワークショップでは、近隣の山で採取してきた薬草を紹介しながら、チベット薬ができるまでの過程を学び、実際に簡単なチベット薬を作ってみましょう。天気が良ければ、そのまま山へ散策に出かけるのもいいですね。ワークショップではマイカップご持参するとチベット医学ハーブティをサービスいたします。


テンジン・クンサン
12日（ソロ）12:30～13:30
13日（INADANIAN）10:30～11:30

テンジン・チョーギャル＆寺原太郎＆池田絢子セッション
12日 18:00～20:00
13日 14:45～15:15

テンジン・チョーギャル／歌、ダムニェン（チベット三線）／リンブー（笛）

チベットとネパールの国境の国ムスタンに生まれる。子供のころに父親を亡くし、母親、兄弟とともにインド・ダラムサラに移住。17年前よりオーストラリアに拠点を移し、音楽活動を始める。オーストラリア、ニュ－ジーランドで開催される文化イベント・コンサ－ト及びミュ－ジックフェスティバルに多数出演。米カーネギーホールで毎年開催されているTibet House’s Annual Benefit Concertに３年連続招聘される。またダライ・ラマ14世のオーストラリアツアーに同行し毎回奉納演奏を行っている。2010年より毎年オーストラリア・ブリズベンにてFestival of Tibetを主催。
昨年アルバム「Heart Strings」をリリース。今年で来日ツアー６回目となる。優しくも強烈なヴァイブレーションを持つ彼の声は、ルーツであるチベットの大地や山々との強固な繋がりを感じさせる。寺原太郎、池田絢子と繰り広げる極上セッションは必聴！
ニューアルバム「Heart Strings」紹介ページ 


寺原太郎／バーンスリー　公式サイトはこちら 

92年より巨匠ハリ・プラサード・チョウラスィア師の弟子である中川博志氏に、96年より巨匠ニキル・ベナルジー師の愛弟子H.アミット・ロイ氏に師事。06年よりオーストラリア最大のフォークフェス「Woodford folk festival」に出演、以降毎年のように渡豪しテンジン・チョーギャルらオーストラリアのミュージシャンと親交を深める。07年坂本龍一プロデュース「ロハス・クラシックコンサート」出演。映画「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ永遠に」（11）、映画「るろうに剣心」（12,14）で挿入曲を担当。第10回千葉市芸術文化新人賞奨励賞を受賞。インド、オーストラリア、南米、北米をはじめ国内外で演奏活動を行う。インド古典音楽の深い理解に基づく、叙情的かつダイナミックな演奏で、各方面より高い評価を受ける。

池田絢子／タブラ　公式サイトはこちら


タブラを U-zhaan、アニンド・チャタルジー、アヌブラタ・チャタルジー各氏に学ぶ。湘南暮らし。毎年冬三ヶ月間、カルカッタ暮らし。インド古典音楽の他にも様々なジャンルのミュージシャンと共演し、精力的に演奏活動中。柳原陽一郎、minakumari、YAMPKOLTのレコーディングに参加。
町田『万象房』タブラ教室講師。
寺原太郎+池田絢子　午後のラーガ 3/3(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=iu3oxpcBF2E

小川 康／チベット医
　公式サイトはこちら


1970年富山県出身。薬剤師。東北大学薬学部卒。卒論のテーマは「キラルな複素環化合物の合成研究」。卒業後、北海道留寿都農業高校で理科の講師、佐渡島羽茂自然学園で小中学生の指導員、黒姫和漢薬研究所で薬草茶の研究開発、長野県で新規就農し薬草（当帰）栽培に取り組みつつ農閑期はドラッグストアで働く。1999年、インド・ダラムサラに渡りチベット語の学習に取り組み、2001年、メンツィカン（チベット医学・暦法大学）に合格。2009年、チベット医の資格を取得し帰国。信州、上田市に「森のくすり塾」を設立（2014年に「チベット医学・薬草研修センター」より改称）。2013年4月より早稲田大学・文学学術院・国際教育学修士課程に進学。2015年3月に修士論文『薬教育に関する総合的研究』を提出し卒業。
著書「僕は日本でたったひとりのチベット医になった」（径書房）2011年。