ミュージカル『ラ・マンチャの男』

夢とは、夢を叶えようとする、その人の心意気だ。

(松本幸四郎)

1969年、落成まもない帝国劇場で、市川染五郎(現九代目松本幸四郎)主演によりミュージカル『ラ・マンチャの男』が上演されました。当時26歳だった松本幸四郎は、それから約50年、『ラ・マンチャの男』の舞台に立つことをライフワークとし、前回公演2012年8月19日には1,200回上演を達成、ここまでの総上演回数は1,207回にものぼります。まさに「共に歩み続けてきた」という表現がぴったりです。1970年には、単身ニューヨーク・ブロードウェイからの招待を受けて、名門マーチンベック劇場にて、全編英語のセリフで海外の役者と渡り合い、計60ステージに立つという快挙を達成しています。
 『ラ・マンチャの男』のブロードウェイ初演は1965年。66年度トニー賞ミュージカル作品賞ほか計5部門を受賞していますが、この時のトロフィーは、脚本の故デール・ワッサーマンの「この作品にふさわしい人に渡してほしい」という遺志により2012年8月19日にワッサーマン夫人より松本幸四郎に授与されています。

 そして今年は、世界初演50周年。アルドンザ役に元宝塚歌劇団月組トップスターの霧矢大夢ほか新キャストを迎えて、新たな歴史を刻みます。


 16世紀末のスペインはセビリアの牢獄、そしてミゲール・デ・セルバンテスが想像するさまざまな場所。薄暗い牢の中。囚人たちの耳に、はるか上方から梯子が下ろされる物音が聞こえ、やがて宗教裁判所の隊長に率いられた男たちが下りてくる。教会を侮辱した罪で、セルバンテスが従僕ともども投獄されようとしていた。新入りのセルバンテスをこづきまわす囚人たちで牢内は騒ぎ。聞きつけた牢名主がセルバンテスを詰問、裁判をやろうと言い出す。なんとかこの場を収めたいセルバンテスは、即興劇の形で申し開きをしようと思い立つ。それは、囚人全員を配役した劇――。

 田舎の老人アロンソ・キハーナは本の読み過ぎで狂気の沙汰とも言えるとんでもない計画を思いつく。何世紀も前に姿を消した遍歴の騎士ドン・キホーテとなって、悪を滅ぼさんがために世界に飛び出す。従僕のサンチョを連れた旅の途中、立ち寄った宿屋でキホーテはアルドンザという女と出会う。あばずれのアルドンザだが、キホーテにとっては“憧れの麗しき姫ドルシネア”に見える。憧れの姫のために、その身を捧げる決意をするキホーテ。不思議な彼の言葉に、アルドンザの気持ちは揺れる。だが、そんな彼女にラバ追いのあらくれ男たちが襲い掛かる。身も心もボロボロのアルドンサを目にして、それでも“麗しの姫”と崇め続けるキホーテ。彼の求める夢とは、そして真実とはー。


<スタッフ>
演出:松本幸四郎
脚本:デール・ワッサーマン 作詞:ジョオ・ダリオン 音楽:ミッチ・リー 
訳:森 岩雄、高田蓉子 訳詞:福井 崚 振付・演出:エディ・ロール(日本初演)    
振付:森田守恒 装置:田中直樹 照明:吉井澄雄 音響設計:本間俊哉 衣裳協力:桜井久美
音響監督・歌唱指導:山口琇也 音楽監督・指揮:塩田明弘 歌唱指導:櫻井直樹

<キャスト>
松本幸四郎(セルバンテス/ドン・キホーテ)
霧矢大夢(アルドンザ)

駒田一(サンチョ)/ラフルアー宮澤エマ(アントニア)/石鍋多加史(神父)/荒井洸子(家政婦)/祖父江進(床屋)/宮川 浩(カラスコ)/上條恒彦(牢名主) ほか

インフォメーション

日程2015年9月26日(土)~9月28日(月) 
会場まつもと市民芸術館 主ホール
時間26日(土)13:00/18:00 、27日(日)13:00、28日(月)13:00
チケット料金【全席指定・税込】S席14,000円(1、2階席)/A席(3階席)11,000円/B席(4階席)7,000円
前売券発売日2015年5月28日(木)
詳細ホームページhttp://www.mpac.jp/event/musical/10821.html
プレイガイドまつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)
 [窓口]まつもと市民芸術館チケットカウンター
 [電話]0263-33-2200
 [Web]http://www.mpac.jp/(24時間対応・要事前会員登録)

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お問い合わせ先まつもと市民芸術館チケットセンター Tel.0263-33-3800、信濃毎日新聞事業部 Tel.026-236-3399 、長野放送 販促事業部 Tel.026-227-3000